〒187-0011
東京都小平市鈴木町2-865-97
042-401-1170
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休診日:木曜、日曜、祝日、土曜日午後
診療時間
9:00~12:00
15:00~18:00

内科・生活習慣病

一般内科のイメージ写真

普段の生活の中で起こる様々な症状に対して幅広く診断と治療を行っています。

鼻水・鼻づまり、咳、痰、発熱、頭痛、立ちくらみ、めまい、不眠、頻尿、排尿時痛、腹痛、下痢、吐き気・嘔吐、便秘など色々な痛みや悩みがあります。
また、「原因はよくわからないが、とにかく体調が悪い」と訴える患者様の診察も行い、適切な医療を受けるには、どの診療科で受診するのが良いかの判断もいたします。
また健康診断で指摘されるような、生活習慣(過食・偏食、運動不足、飲酒・喫煙)が原因で起きる生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症など)についても幅広く診療いたします。

地域の皆様の「かかりつけ医」として

当クリニックは、地域にお住まい・お勤めの皆様のかかりつけ医(体調不良の際に常に相談できる身近な医師)として、どんな些細なことでも気軽に話せる雰囲気づくりをスタッフ一同心がけております。
また、女性医師ならではの心配りと細やかな医療で、患者様から安心と信頼を得られる存在でありたいと日々努めております。

主な生活習慣病

糖尿病

糖尿病は、インスリンの分泌量が減少する、あるいは量が十分であっても機能低下がみられることで、血糖値を下げるのが困難になり、常に高血糖な状態になっていることを言います。

インスリンは、血液中の糖分を組織に取り込ませることで、血糖値を下げる働きをする唯一のホルモンですが、これが何らかの原因で働かなくなると常に血糖値の高い状態が続きます。
そうなると血液中に糖分(ブドウ糖)がダブつくようになり、やがてそれが肝臓で脂肪になったり、腎臓から尿糖として排泄するようになります。この状態が糖尿病なのです。

そしてこれが長い間続くようになると血管がダメージを受けるなどして、体の様々な部分で合併症(ある病気が元になって起こる別の病気や症状)を発症(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害は糖尿病三大合併症)しやすくなります。
また糖尿病は動脈硬化を促進させるので大血管障害(心筋梗塞、狭心症、脳卒中など)を起こすこともあります。

糖尿病患者の9割以上が2型糖尿病

糖尿病は主に4つのタイプに分類されます。
ひとつは、インスリンを作る膵臓のβ細胞が破壊されることで発症する1型糖尿病です。
膵臓の細胞が破壊される原因はまだ解明されていませんが、ウイルス感染などが引き金となって免疫異常を起こすことで破壊されるのではないかとも言われています。
若年層に発症が多いのが特徴です。

また、糖尿病患者の9割以上の方が該当しており、一般的に糖尿病と言う場合、この病気を意味することがほとんどの2型糖尿病です。
こちらは過食や肥満など日頃の不摂生な生活習慣が原因で、インスリンの分泌量が減少したり、量が十分でもその機能が低下することで起きます。

さらに他の疾患や、ステロイドの服用などが要因となって発症する二次性糖尿病、完全な糖尿病ではありませんが、妊娠時はインスリンの働きを弱めるホルモンが胎盤から多量に分泌されることで、高血糖状態に陥る妊娠糖尿病があります。

高血圧

ある一定範囲を超えて血圧が慢性的に高い状態になっているのが高血圧です。正式には高血圧症と言います。
主な原因としては、肥満・過食、飲酒・喫煙、塩分の過剰摂取、運動不足、ストレスなどが考えられています。
なお高血圧と判断される数値は、外来時測定で最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上です。

常に血圧の数値が高い状態になると、血管壁が圧力でダメージを受け続けることになります。
そうなると血管壁が厚くなったり、硬くなるなどして血管の柔軟性が失われていき、動脈硬化を招くようになります。
その結果、狭心症や心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などを起こす可能性が高くなります。

脂質異常症

脂質異常症とは、トリグリセライドなどの中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールなど、血液中の脂質の濃度が慢性的に高い状態、あるいはHDL(善玉)コレステロールが少ない状態を言います。

元々コレステロールは、細胞膜やホルモン、胆汁酸をつくる材料となるもので体に必要とされているものです。
ただ、これが多すぎると血管にコレステロールを蓄積させ、動脈硬化を誘因させます。
やがて血管が狭くなったり、詰まったりして、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となるのです。

脂質異常症を発症する原因として考えられているのが、食べ過ぎによるエネルギーの過剰摂取、肥満などで、糖尿病や高血圧、腎臓病など別の病気が原因で併発することもあります。
また、コレステロールは少なすぎると免疫力が低下するので、様々な病気を招くようになります。

なお、自覚症状は、ほぼありません。そのため血液検査や健康診断で指摘されて気づくケースがほとんどです。

高尿酸血症(痛風)

血液中に含まれる尿酸が多くなっている状態を高尿酸血症と言います。
尿酸は水分に溶けにくい性質で、血液中では尿酸塩(尿酸の結晶)として存在しています。
この尿酸炎の結晶は針状の形をしており、これが体のあちこちに溜まるようになり、足の親指の付け根までいくと赤く腫れて激しい痛み(痛風)を引き起こします。
この痛みはとても耐え難く、多くの患者様はこの症状が出たことで来院されます。
なお痛風患者の9割以上が成人男性で占められています。

この尿酸が増える原因として考えられているのが、尿酸が体内で多く産生される体質(先天性の代謝異常、造血器疾患、無酸素運動の影響、過剰なアルコール摂取、肥満、食事など)であること、尿酸の排出が悪い(遺伝的体質、腎不全など)といったことが挙げられます。

治療を行うには、まず尿酸値を下げることが優先されます。
それには食事療法が重要で、プリン体(レバー類、干し椎茸、魚卵類、えび、かつお、いわし、アルコール飲料など)を摂り過ぎないようにし、栄養バランスの良い食生活を習慣にすることが大切です。
また、運動療法も大切で、無理のない適度な有酸素運動(ジョギングや水泳など)を1日30分以上、できれば毎日行うようにします。

鈴木町クリニック
診療科目 / 内科 消化器内科 外科
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